ゴミ捨てに行って
思いがけず
人生相談を
受けた蛍子は
少し
満足な気分になりました。
「私って
そうよね
頼りがいがあるみたいなもんだから
近所の人にも
尋ねられるのよね。
ネットでも有名だし
私って
すごい能力が
あるのかもしれないわ。
○○○さんも
きっと私に夢中なのよね
いやこれは
推測ですが
本当にそうかしら」
と考えつつ
家に帰りました。
一方
益雄は
良いことを教えてもらって
ありがたく思っていたのですが
それとは別に
「隣の人
いつもと違って
すっぴんだったよね
眉毛が
いつもと違うし
頭は
爆発しているし
そうそう
チャックは
半分空いていたし
隣の人って
教えてもらっているのに
言うのは失礼だけど
軽率よね」
と
隣人の蛍子を
批評していました。
益雄は
部屋に帰ると
ロフトはもう暑くなっていたので
階下に
模型と
パソコンを持ってきて
コーヒーを
入れて
朝ご飯の用意をしました。
パンを焼いて
ジャムと
バターを塗って
食べ始めました。
パソコンを付けて
ツイッターのページに
入りました。
その頃
お目当ての
lofteenこと
蛍子
二度寝していました。
蛍子が
起きるのは
11時頃です。