ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

公共工事は景気を回復し日本を再生するか

あまりにも
大きなテーマで
私が論じるのは
如何かと思う人が
多い人と
考えますが
お許し下さい。

こちらについて
メールはご容赦下さい。


政権を取った
自○党は
公共投資を
10年間で200兆円するなどと
言っておられるみたいです。

お金は何とかなると
付け加えておられました。

でも
でもですよ。

公共投資が
景気を良くするとは
私は疑問です。

国の投資が
景気を良くするのは
直接お金が
景気を良くするだけでなく
経済波及効果によるものです。

例えば
1億円で道路を造ったとします。
以下に述べることは
相当前の
公共工事の
効果です。

それを請け負った土木会社は
資材機材人材を手配して
道路を完成させます。

資材を購入するので
資材の会社は潤うことになります。

機材も新規購入すれば
製造メーカーは売り上げが増えるでしょう。

人も雇われてお給料をもらって
潤うことになります。

もちろん元請けの
会社も潤って
社長も
何か新しいものを
買うかもしれませんよね

これが第一段階です。

次に
道路が出来たことによって
周辺が便利になって
工場が
やって来たらどうでしょう
大きな工場が出来たら
そのために
お金が使われます。

一方
資材の会社も利益が上がって
何か新しい投資をするかもしれないし
何か新しいものを買うかもしれませんよね。

機材の会社も同じです。

もちろん
雇われている方々も
お給料をもらったら
使うでしょうね。

土木会社も
利益上がると
新しい投資を考えるかもしれないし
社長も
新しいものを買うかもしれませんよね。

ここまでが第二段階です。

でも
もっともっと
この連鎖は
続く可能性があります。

新しい道ばたに
新しい工場が出来て
その工場が
売り上げを
バンバン上げて
利益をもたらします。


資材の会社は
新しい機械を買って
その機械を売った会社も
利益が上がって
工作機械を
買うかもしれません。

こんな風に
第3段階
第4段階と
次々と
良い連鎖が繰り返し
1億円しか使っていないのに
数十億円使ったことと
同じになってしまうことがあるのです。

こう考えると
公共投資は
良いみたいですよね。

でも
昭和50年くらいまでなら
そうだったんです。

アメリカが
1929年の大恐慌の時に
ニューディール政策で
救われる手法です。

でも
公共工事も
長年やっていると
「もういい」と言うことに
なります。


では
最近の
公共工事に
効果について
考えてみます。

同じ様に
道路を
1億円で作ってみます。



明日に続く