ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

クリスマス企画「もうひとつの冴子の人生 パート2」その3

冴子は
アルコール類を飲みません。

登や勇治が
お酒を飲まなかったので
冴子も
飲む習慣がなかったのです。

パン屋さんをやる前に
勤めていた
不動産屋のときにも
忘年会などには
出ませんでした。

しかし
キャベツ工場の
同僚が
冴子を誘うので
冴子は
喜んで付いていきました。

ビールは
小ジョッキで
一杯だけで
おつまみを食べて
話が弾んでいました。

そんな話の中に
冬の
キャベツ工場は
大変だという話しになりました。

キャベツの前処理や
洗浄のときは
夏でも
冷却しているくらいで
冬には
暖房が使えないので
ゴム手袋をつけても
寒いと言うことでした。

冴子は
冬は
冷え性で
悩んでいたくらいですので
そんな話を聞くと
この先
キャベツ工場に勤めていいものかと
思ってしまいました。

ビヤガーデンは
時間制で
3時間が経ったので
でなければならなかったのです。

でも話し足らない
みんなは
二次会に行くことになりました。

近くの
スナックへと
進みました。

冴子は
よった同僚を
抱えながら
後ろを付いていきました。

冴子は
飲まないので
スナックは
全く初めてでした。