ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その155クリスマス編その6

夢の中のような
感じが
薫子にはしました。

背景が
白っぽくて
なんか夢のような
様子でした。

その中に
わかい女性が
現れました。

その女性が
『私は
妖精の
星子です。

あなたは
クリスマスイブの夜
流れ星に
願いをかけたでしょう。

神さまがね
私に
あなたを
助けに行く様にと
指図されたから来ました。

まず
あなたのことを
思いつつ
亡くなられた
陽一さんを
あなたの前に現せたんです。

陽一さんの
気持ちは
わかりましたか。

夢ではなく
陽一君の
本意ですよ。

わかりましたか』
と
話しました。

薫子:
わかりました。

星子:
陽一さんや
恩師の先生が
おっしゃるように
あなたを
陽一君と同じように
愛している人が
います。

あなたは
わからないんですか。

薫子:
妖精さんは
私の先生のことも
知っているですか。

星子:
神さまから頂いた
資料に載っていたわ

もっと他にも
知っている方は
大勢おられるのよ

知らないのは
あなただけ
と言っても
良いくらいです。

薫子:
それじゃ私って
全くの
鈍感みたいじゃないの

星子:
薫子さん
心の整理もあるから
春まで
このまま
にしておきます。

春になったら
3年過ぎて
陽一さんが
亡くなった
場所に
もう一度
行って下さい。

そしたら
陽一君が本当に
望んでいたことが
実現するからね

必ず行って下さい。

桜の咲く頃に
行って下さい。

薫子:
わかりました。

そう言うと
星子は
スーッと
消えてしまいました。

背景が
白から
黒になって
薫子は
寝入ってしまいました。