ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その93

真知子の助けを受けることなしに
雪子は
今回は
努力していました。

何とか卒業して
薬剤師になって
お祖父さんの薬局に勤めて
独り立ちするという
夢を
持っていました。

あっ
夢じゃいけない
何が何でも
実現しないと
いけないと考えました。

そして
努力したのです。

雪子の言によれば
史上最大にして
最長の努力だったそうです。

机に
へばりついた記録を
毎日更新しました。

試験勉強をすればするほど
なにか
篠原君の
無視するような
行為が
思い出されます。

「篠原君」→「無視」
「無視」→「篠原君」
「篠原君」→「無視」
「無視」→「篠原君」
「篠原君」→「無視」
「無視」→「篠原君」
「篠原君」→「無視」
「無視」→「篠原君」
「篠原君」→「無視」
「無視」→「篠原君」
と堂々めくりです。

勉強に
のめり込めば
のめり込むほど
気がかりになりました。

とりあえず
卒業試験に合格すれば
卒業式で
篠原君と会えると
考えて
答としました。

別に篠原君が
好きと言うこともないのに
何故こうなるんだろうとも
考え込むことも
ありました。