ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

妖精のお食事 その10

翌日
剛はいつものように
早く起きて
食事を
ふたりで作って
食べました。

ホームセンターは
まだ開いていなかったので
しばらく作る箱の
スケッチを
書いて
待ちました。

10時前になったので
剛と星子は
ホームセンターへ
手をつないで
行きました。

合板を
その大きさに切ってもらって
買って帰りました。

家で
電動ドリルを使って
くみ上げました。

圧力を掛けるので
相当頑丈に作ってみました。

圧力を
掛ける口金や
コンプレッサーも買い込んで
作りました。

出来上がったのは
2週間後でした。

ふたりは喜んで
試しに
コンプレッサーを動かして
できたばかりの
箱を
加圧しました。

星子が
近づいてみていたら
剛が危ないからと言ったので
少し離れました。

そのあと
しばらくして
箱の蓋が
少し急に開いて
圧力が
抜けてしまいました。

爆発したと言うほどもなかったのです。

剛は
木では
絶対に
ダメだと思いました。

やはり
鋼製でないと
この実験はできないと
思いました。