ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

昭和30年代初めの頃 その8

もうすぐ
水道が
引かれることになるのですが
小話の時代にはありません。

母は
水を
桶に入れて
戻ってきて
壺に入れました。

昼ご飯は
簡単です。

お漬け物を
山ほど並べて
ご飯は
朝炊いたものを
出すだけです。

汁物があることも
ありました。

遅れて
父兄が
帰って来て
手足を洗って
朝のように
お膳に座って
十年一日が如く
ご飯を頂きます。

夏の頃なら
昼寝があるのですが
まだまだ寒い
この時期には
そのようなものは
ありません。

ご飯が終わり
「作業」の号令の後
私は
また縁側に行って
日向ぼっこです。

母が
後片付けをして
出かけると
私は
またひとりっきりになります。

昼からは
家の中を
走り回って
探検ごっこです。

私の家には
南側には
おおきな縁側の窓や
入り口の木戸があります。

東と西には
窓はありません。

北側には
勝手口と
お風呂の窓
そして
北向の小部屋の小さな窓があります。

北側の窓は
4才の私が立つと
ちょうど
目の高さにあって
そこから見える
景色は
南の縁側から見える景色とは
全く違います。

縁側から見える景色は
おおきな何もない庭と
その向こうにある
右側から
便所
井戸
粗末な門
牛小屋と
藁を置いている小屋と
通用門
そして
少し傾いた木の塀があるだけです。

それに対して
北側の窓から見えるのは
四季の移ろいが
はっきりと見えるのです。