ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

長編小説「昭和」その15

現代では
無農薬・有機栽培は
とても誉められた
農法だと
評価されています。

江戸時代明治時代の頃までは
効果的な
農薬などありませんでした。

信仰とか
祈祷とか
そう言うものに
頼っていたのです。

農薬がない時代に
田んぼの中は
生き物が
「うじゃうじゃ」です。

蚊やハエ・ネズミなど普通です。

ムカデ・ヒルなどの毒虫などもいます。

毒蛇のまむしで
命を落とすお百姓さんも
希ではありません。

「はめ」と呼ばれていて
見つけた時は
殺してしまうのが
ルールです。

水の張った田んぼの中に入ると
ヒルが
ついてしまいます。

傷みはありません。

かゆみもありません。

亀太郎は
ヒルが足についた時は
母親のところに行って
取ってもらいました。

取っても
血はすぐには止まりません。

「仕事は
しんどいけど
耐えられる。
ヒルは
慣れることが出来ない。

ハメでなくて
良かった」と
思って諦めました。

田んぼの近くにいる生き物は
困ったものばかりでもありません。

可愛いものも
いました。

亀太郎は
「ヒバリは
可愛いと思いました。

親鳥が
子思って
鳴く姿が
愛らしいと
見ていました。