敬子: 十詩子さんって まだ大丈夫なの 十詩子: 何が 敬子は 十詩子の耳に口を寄せて 敬子: 毎月来るあれ 十詩子は 少し赤い顔で 十詩子: えっ えー 敬子: じゃ大丈夫じゃないの 超高齢出産になるかも知れないけど 十詩子: 出産なんて絶対に無理だと思うけど 記録によると 60歳が最高らしいです。 敬子: 十詩子さん そんな事調べたんですか 十詩子: まあっ ふたりの ひそひそ話は 子供たちには 興味をそそりましたが 終わりました。 敬子の家族が どんなに仲良いかの 話を たんと聞いて その夕食は終わりました。 別れて 敬子の家族の 後ろ姿をみて 「家族っていいな」と と心の底から 思いました。 悟と 敬子の家族より 幸せな家族を 絶対作ると 決心しました。