ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

子供の頃は、下駄を履いていました。

先日ラジオを聴いていると、22年生まれのパーソナリティーが、
「学校には、3年生まで下駄を履いていった」と言ったら、
アシスタントが「そんなことは、ないでしょう。江戸時代の寺子屋じゃあるまいし」
と 突っ込んでいました。
私は、27年生まれですので、学校には、下駄では、行きませんでしたが、
家では、下駄を履いていました。
下駄は、今では、足の健康には、いいと言われていますが、
新しい下駄は、はなごが痛いし、走ることは、大変だし、
磨り減ってくると、斜めになって歩きにくい、
そのうえ、はなごが、何の前触れもなく切れるのです。

もうひとつ言えば、冬が寒い、です。
下駄の場合は、必ず足袋でないといけないのです。
足袋は、高価なものです。
冬でも足袋をはかないのが普通です。

下駄って今書き出すと、こんなに不自由だったのに、
当時は、そんなこと全然考えませんでした。
なぜ靴を履かなかったかというと、
靴が高価だったためです。
私の周りには、靴を履いたお金持ちは、いませんでしたが、
後になってわかったことです。

別に貧しいとは、思いませんでしたが、楽しかったです。