あなたは、「食○ロ○」信じていましたか の続きです。
皆様は 人がよいというお店 行列しているお店 一番売れている商品 カリスマ・ヒーローがしているお店 などを 利用したり買ったりすることは多いですか。 このようなことが 地域で あるいは 日本全土でおこなわれると 業界ごとに ひとりの勝者と その他大勢の負けた人たちに 分かれていきます。 勝者は新たなヒーローとなって 他の人から 尊敬され より業界を 寡占状態にして 他者の進出を 抑止します。 あらゆる業界で このようなことが起こると 貧富の差を拡大して 固定化し ワーキングプアを 作り出していることに 気が付かないのでしょうか。 昭和30年代 どこの街にも 八百屋さんや お菓子屋さんがありました。 店先に それなりの 野菜やお菓子を並べておけば 売れて 生活に困らないほどの 利益はありました。 でも 現代では 尋常な方法では 売れません。 大資本とまでいかなくても それなりの 資本と 知識と 人手を持たないと たちゆかないのです。 経営学の ひとつの理論に 兵法を使って 経営をすると言うもので 経営力は 人の数の 2乗に比例して 強くなるというそうです。 即ち ２人で経営するお店と 10人で経営するお店の 経営力は25倍違うのです。 個人商店が 淘汰され チェーン店になってしまった 原因は ここにあります。 消費者にとっても そのことは 良いことだったのかどうか 意見の分かれるところですが 労働者という立場で言えば 「困ったこと」 一語に尽きます。 私は 行列のある店には 並ばないようにしております。 行列を 作る方法もあるそうですので 信じておりません。
