ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

誰でもわかる昭和30年代クイズ  蚊帳 その4

蚊帳の話の続きです。

蚊帳が貴重な時代だった頃
大事に扱いました。

蚊帳は立体的な形をしています。
立体的なものを
たたむのは
むつかしいものです。

でもそんなに難しくはないのです。
昔の人の知恵ですよね。

でもそのたたみ方を
クイズにしても
正確に
文字で書けないので
止めておきます。

それで蚊帳の吊り方について問題にしてみましょう。

蚊帳を周囲の壁に吊るのですが
そのようにして
吊ったでしょうか。

1.蚊帳の角にひもが付いていてそれを引っ掛けた。
2.蚊帳の角にひもが付いていてその先に丸い輪が付いており
  それを引っ掛けた。
3.蚊帳の角にひもが付いていて磁石で付けた。


























正解は
2.蚊帳の角にひもが付いていてその先に丸い輪が付いており
  それを引っ掛けた。
です。
親指と人指し指で出来るくらいの金属で出来ていた
輪が付いているんです。
それを引っ掛けるんです。

話は飛びますが、
戦時中の話です。
日本が負けそうになったとき
戦時金属供出を
政府は言い出します。

家庭で使われている
金属を戦争のために
無償で提供するのです。

当時の人は
愛国心があったのですね。
いろんなものを供出したそうです。
それは不要なものに限りません。
必需品のものも
供出したようです。

蚊帳の釣り手の
丸い輪っかも
供出したそうです。

今日本は
困った経済状況です。
もし今あの当時の
愛国心があったら
外国旅行は止めて
国内旅行を
外国製品は止めて
国産商品を買うでしょうね。

そしたら直ぐに
日本の経済は
あっという間に
回復するのにと思ってしまう
蚊帳の釣り手です。

ちょっと大げさ
でも真実です。