ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

長編小説「昭和」その64

草の生えた
穴ぼこの
地道を
鉄の輪の
車輪が行きます。

重い荷物を積んだ
大八車は
右に揺れ
左に揺れ
よろよろと
進んでいきます。

しかし
亀太郎は
諦めません。

おますが
後ろを
押してくれているのです。

最初の一回は
とても大変でした。

橋から
落ちそうになりました。

距離にして
2Kmほどです。

往復で
普通に歩けば
1時間ほどです。

荷物を積んでいないなら
大八車を
引っ張って
1時間半ほどかかります。

水を載せていると
どんなに力を入れても
2時間は掛かります。

積んだり下ろしたりする時間も入れると
3時間程度かかってしまいます。

それに
非常に疲れます。

1日に
屈強な小作人でも
2回程度
欲を出しても
3回が限度です。

亀太郎も
最初はそうでした。