ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ブログ小説「妖精の休日」その101

電話の ファックスで インターネットには 今から考えると 相当無理があるのに 続けなければなりません。 ホームページを 作るために 試行錯誤で 時間を使っていました。 その月の 電話代は あとでわかったのですが 平素の 10倍要してしまって 弥生に 言わ…

三○U○J銀行仮想通貨実証実験開始

仮想通貨??? まったくわかりませんが 仮想通貨を実証実験するらしいのです。 銀行なのに 仮想通貨? 銀行だから 仮想通貨? よくわかりませんが 仮想通貨だから 実際には 現物はありません。 現金を持ち運ぶためには それなりの警備が必要で 経費が必要で…

夫婦のお小遣い 夫3.1万円妻1.8万円

ある調査によれば 夫婦の小遣いには 差があって 夫の方が高くて 妻の方が 安いらしいのです。 夫の方が 金遣いが荒い? のでしょうか。 それ程の額でないので たぶん ふたりは 実直なんでしょうが その差は なんなのか 考えてみました。 例えば 妻が食べたい…

ブログ小説「妖精の休日」その100

妖精を テーマにした ブログ小説は書いておりますが その中に出てきた 「湖子(ここ)」を主人公にしております。 神さまの お手伝いとしての 妖精ですが その中で 湖子は 1番頼られる妖精です。 何千年も 休みなく 働いてきた湖子は 神さまに 休暇を与えら…

ブログ小説「妖精の休日」その99

新しいものが 大好きな 湖子たちですから 夜間高校で 先生の言ったとおり がんばって やっていました。 教えてもらうと 意外と 簡単でした。 先生が 親切で 初歩の初歩だったからかも知れませんが わかったら 簡単でした。 一年間 何となく がんばっていまし…

「何があったの?」

いろんな場面で 原因究明は なされます。 しかし すべての原因が 白日の下にあるとは 限りません。 聞き手はもちろん 答え手も 原因がわからないことの方が 多いのではないでしょうか。 そんな時に 「なぜそんな風になったの?」と 聞いても 的確に答えられ…

ブログ小説「妖精の休日」その98

家が新しくなった頃は 平成の大不況といった頃でした。 バブルの処理で 日本中が 不景気になった頃でした。 就職難でした。 和己の父親の会社は 何とかがんばっていました。 弥生の 昔建てた アパートは 空きが目立ちました。 古いので 人気がないのです。 …

ブログ小説「妖精の休日」その97

人間は またまた大変だと 思いました。 できる ボランティアの 仕事も 段々少なくなって 本来の 仕事に励むことになります。 湖子と和己と子供が住む 離れは あまりにも狭いのです。 和己は 「狭いと 掃除が楽」と言っていましたが 子供たちが 段々大きくな…

ブログ小説「妖精の休日」その96

こうして ボランティアが続きました。 避難所の 生活の質を上げるのが 課題になっていました。 プライバシーを守るために 段ボールを持っていったり 暮らしやすくするように 畳を持っていったり シャワーを浴びられるように シャワー室を作ったりしました。 …

ブログ小説「妖精の休日」その95

和己の父親の 会社では ボランティアに 行くことにしました。 テレビで ボランティア元年とか 言っているのを 父親が聞いて やることになったのです。 取引先に 被災した会社があったので そこで要望を聞いて 救援物資を 車に積んで 行ったのです。 最初は …

杉原土地のロフト付アパートは天井が高いから友達も驚きます

お部屋の使い方は 人さまざまですが お部屋に 親しい人を招きたい方も 大勢おいでではないでしょうか。 しかし お部屋が パッとしないなら 呼びたくないでしょう。 本当は 家でゆっくり 親しい人と すごしたいと思っていても そんな事が できるためには お部…

ブログ小説「妖精の休日」その94

湖子が住んでいる 付近では 大きく家が潰れたのは 星子の家だけでした。 余震のなか 空には ヘリコプターが 飛び回り テレビでは 惨状が 映し出されていました。 目を覆うような 様子です。 和己は 「神はいないのでしょうか。 この地震で困っている人の中に…

ブログ小説「妖精の休日」その93

来住家には 貸し家を含めて なんの問題もないことを 8時頃までに 湖子は 確認しました。 「よかった」と 思いつつ 子供の顔を見ていると 和己が ちょっと大声で 叫んで やって来ました。 「大変です。 隣の 星子さんの家が 潰れています。」と 言って 飛び込…

ブログ小説「妖精の休日」その92

あとでわかったことですが 食器棚が 倒れて 割れたガラスが 散らばっていたのです。 真っ暗でわからなかったので 踏んでしまったのです。 痛みをこらえて 母屋に行きました。 外は真っ暗でした。 いつもなら 道路の外灯で 明るいのですが 月も星もない この…

ブログ小説「妖精の休日」その91

その後も 高度なネジに 特化していく 経営方針で すすむことになりました。 湖子も 会社の一員として がんばっていました。 そんな中 地震が起きたのです。 家で 和己と 子供と 川の字に寝ていた時に 起きました。 湖子は 強い突き上げる 揺れを感じて 目が…

ブログ小説「妖精の休日」その90まで

妖精を テーマにした ブログ小説は書いておりますが その中に出てきた 「湖子(ここ)」を主人公にしております。 神さまの お手伝いとしての 妖精ですが その中で 湖子は 1番頼られる妖精です。 何千年も 休みなく 働いてきた湖子は 神さまに 休暇を与えら…

ブログ小説「妖精の休日」その89

会議で 湖子は 手を挙げて 最初に提案しました。 「ゆるみ止めナット 解決策がわかりました。 作りましょう こんどは大丈夫です。 絶対に大丈夫です。 大丈夫ですが それには ある種の測定器具が必要です。 自動で内径・外径を測定して 組み合わす器具です。 …

人はなぜ応援する その2

物の本によれば 人が 他人を応援するのは 三段論法だそうです。 例えば オリンピックで活躍した Aさんを応援する理由は 三段論法で 「Aさんは日本人でオリンピックに優勝して偉い」 ↓ 「応援している私は日本人だ」 ↓ 「同じ日本人の私は偉い」 と言う理由で…

ブログ小説「妖精の休日」その88

ものすごい精度が必要です。 今作っているより 10倍の精度が必要で 取っても無理というのが 技術者の一致した味方です。 無理かと思った時に 試作として作ったネジを 湖子が 何となく引っ付けてみると 偶然引っ付いてしまいました。 偶然 ふたつの部品の 大…

ブログ小説「妖精の休日」その87

性能は優れていたネジは 絶対売れると 社長をはじめ 全員がそう思っていました。 しかしそうではなかったのです。 サンプル出荷して 他の工場が いざ使ってみると 締めてから 外した時に ふたつの部品が バラバラになって クレームが 出てきたのです。 在庫…

○○牛乳のパッケージが4分の1ガロンのパッケージになってしまった。

私がいつも飲んでいる ○○牛乳が 新しいパッケージに なったようです。 テトラパックの登録商標でおなじみの たぶん多国籍企業がパッケージを作っているみたいです。 きっと アメリカで使っている クオーターガロン(4分の1ガロン;約940ml)の 容器にそのま…

ブログ小説「妖精の休日」その86

そんな風に言われると 職人気質の 技術者は やるしかありませんでした。 湖子は 技術を持っていませんので ただ見ているだけです。 開発中の 緩まないナットは 多くの人が 試みて 失敗したものでした。 数ヶ月 材料と 機械・寸法や傾斜を変えて 試行しました…

なぜ人は応援する

自分がしないことは それを理解できません。 私は家族以外の人を 無限に応援したことがありません。 だから なぜ応援するのかを 理解できません。 不可解の極みです。 サポーターと称して 雨の中 サッカーを応援している人や 外国で行われるスケート大会まで…

ブログ小説「妖精の休日」その85

社長の父親は 湖子にも聞いてみました。 会社の苦境は 経理の手伝いをした時に わかっていました。 そこで 考えていました。 妖精の力を 使わなくても 湖子は 経験も 知識も 充分あったので いろんな案が 考え出していました。 そこで 全体会議で 発表するこ…

ブログ小説「妖精の休日」その85

社長の父親は 湖子にも聞いてみました。 会社の苦境は 経理の手伝いをした時に わかっていました。 そこで 考えていました。 妖精の力を 使わなくても 湖子は 経験も 知識も 充分あったので いろんな案が 考え出していました。 そこで 全体会議で 発表するこ…

ブログ小説「妖精の休日」その84

湖子は 自分でも 堅実だと思いました。 ギャンブル心があれば それを リスクを取って ハイリターンを 期待するのですが 妖精は そんな ギャンブル心が ないんだと思いました。 いや ギャンブル心がないのではなく 計算高いのかも知れないと 思いました。 い…

ブログ小説「妖精の休日」その83

弥生は 銀行のすすめにもかかわらず バブルには 手を出しませんでした。 先を読んで 手を出さなかったというのではなく ただただ堅実と言うだけです。 一方 和己の父親は 会社のことを考えると 銀行のすすめに従って 手を出すかどうか 経営判断を 決めかねて…

月遅れの桃の節句

昨日は 当地では 朝方 風もなく 白晴で穏やかにな天気でした。 白晴とは 空が白く晴れている様子で いわゆる「春がすみ」の状態です。 昔より黄砂で白くみえるので そのように 言ったのかも知れません。 私の子供の頃は 当地は 寒村そのもので そんな生活を…

ブログ小説「妖精の休日」その82

愛する和己がいつもいて 湖子をどこまでも慈しんでくれる母親もいて 可愛い子供もいて やり甲斐のある仕事もあって 普通の 人間にもないような 幸せだと 感じていました。 妖精の仕事をしていると いろんな場面で 不幸になった 人間を 助けに行くことが多い…

ブログ小説「妖精の休日」その81

湖子は 数ヶ月で 太って 貫禄が付きました。 それも良いかなと 思ったのですが 動きが 少し鈍くなりますし 和己が ひと言だけ 「太ったね」と 言われたのが ショックでした。 それで ダイエットしてしまいました。 妖精のダイエットです。 湖子は これも経験…