ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その55

今までは女子校でしから学校の様子は180度変わっていました。 クラスは180人で男子が60人くらい女子が120人くらいです。 男子が大学にいるだけでなんかがさつでぼくとつで女子そのものの存在も変わっていくように感じました。 女子のくどい会話やねたみそね…

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その54

雪子の大学受験は心配でした。 高校の担任からは無理だから志望を変えた方が良いと言われていました。 雪子はある程度は努力していましたが合格しなかったら合格しないで別にかまわないと思っていました。 お祖父さんは策を使っても雪子の将来のために合格さ…

今日は大腸内視鏡検査受けました

今日は 少し早起きして 大腸内視鏡検査のための 下剤を飲みました。 3度目なので 失敗もなく病院に行って 検査を受けました。 初診の方が 急に増えたので 予定時間より 1時間以上ずれました。 たぶん 鉄人衣笠さんが 大腸癌で亡くなったことに 起因している…

ブログ「東大阪のお嬢さま『雪子』」その53

今までの従業員の多くは新工場へ行ってしまって雪子の家は静かになりました。 昼には雪子の家近くの従業員食堂で社食が出ていました。 新工場に移って調理人もいなくなって閑散としていました。 私的な使用人も数人を残して工場に行ってしまいました。 真知…

転機の二度目は5年後です。

神戸市役所を辞めてから 2年間 私は貸し家を作っていました。 それができあがって 私は 就職することにしました。 私は 大学をふたつ行っていて 建築と薬学です。 薬学では薬剤師になりましたが その資格を 一度も使っていませんでした。 人生長いんだから …

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その52

真知子は自分で自分の進路を決めたかったのですがお祖父さんの言葉は重いとも感じていました。 それに今雪子から離れるとたぶん雪子は挫折してどのようになるか容易に想像が付きました。 あと4年だけ雪子と同じ進路を歩むことにしました。 あと4年あと4年と…

今になって思えば神戸市役所を辞めた時は大きな転機だった

私が大学を卒業したのは 昭和54年(1979年)のことです。 第二次石油危機のあった頃で 就職難でした。 試験運のある私には 神戸市役所の就職試験は 凄く簡単で易しい問題でした。 建築職ですので 製図もあったのですが スラスラと書いてしまいました。 こんな…

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その51まで

その51は最後です。 ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」 あらすじ江戸時代からつづく名家の秋月家に生まれた雪子はお嬢さまとして育ちました。 秋月家自体は大きく変わっていく時代の流れに対応して事業を拡大していきました。 そんな家族と使用人そし…

私の転機は中学生になった時姉の忠告

私は 小学生のときは 怠惰な小学生でした。 宿題を 全くしませんでした。 「そんなモノしなくても良い」と 小学生の私は思っていました。 しかし 中学生になった時 私の4つ年上の姉は 私に忠告してくれました。 姉は 小学校から高校まで 常に成績は オール5…

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その50

雪子は自らの技能不足を知ることなしに年月が過ぎていきます。 高校2年生になると進路を決めなければいけません。 雪子の進路は薬学部と決まっていましたので進路には悩みはありません。 いけるかどうかの問題です。 真知子は悩んでいました。 お祖父さんに…

カバンの代わりに「下げ工具差し」を使っています。

私の仕事は 色々です。 多くは 営繕の仕事が 多いです。 毎日 あるいは 毎時間使う 工具を 腰に差しております。 工具差しといいます。 役に立ちますよ ちなみに カッターナイフと ドライバー ペンチです。 私の 息子が作ってくれました。 コンパクトな作り…

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その49

それに対して真知子の腕前はメキメキ上がりました。 監督よりも上手にこなしていました。 どこで習ったのかいろんな作戦も習得していました。 大会ではダブルスはもちろん1回戦敗退というか惨敗です。 雪子が打てなかったのです。 空振りあるは場外ホームラ…

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その48

当時はスポ根もののドラマがよく放送されていたので雪子は主人公になったような気になりました。 今の人はスポ根といっても大根の一緒とか思っておられるかも知れません。 スポ根はスポーツ根性ものです。 根性でスポーツを頑張るものです。 友情がセットに…

カバンの中身は領収証?

今週のお題「カバンの中身」 私は カバンを持ち歩くような仕事ではありません。 カバンを持って仕事はできません。 普段持ち歩く必要のあるものは ポケットに入れたり 腰のバンドに入れております。 夏場になると ポケットが少ないので 持ち物も 制限してい…

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その47

クラブ活動を終わる時にコートの掃除や整地などをふたりだけですることになります。 練習する時間は短くなりました。 部員を増やすことまでもお祖父さんにたのむのもどうかと雪子は思いました。 お祖父さんは可愛い雪子に頼まれれば何でも引き受けるでしょう…

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その46

お祖父さんは雪子には硬式テニスは荷が重いと見ました。 強豪揃いの部員でその中に高校から始めた雪子ができるわけがないとお祖父さんはわかっていました。 そこでお祖父さんは高校の知り合いの理事と相談することにしました。 理事はお祖父さんに頼まれると…

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その45

再三再四やってみたけどダメでした。 そんな話を一度もしたことない母親にも相談しましたが「それは努力以外無い」と具体性のない答でした。 やはり母親ではあまり役に立たないと思いました。 ここはお祖父さんに尋ねるべきだと雪子は思いました。 お祖父さ…

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その44

テニスは雪子の母親が趣味でしていたのでしたいと思っていたスポーツでした。 雪子は本当のところお祖父さんや父親は尊敬していましたが母親は遊んでばかりで尊敬していませんでした。 母親がしているテニスも簡単なスポーツだと思っていたのです。 雪子の入…

幼稚園では歌わなかったけど「思い出のアルバム」

今週のお題「わたしの春うた」 私が 幼稚園の さくら組を卒園したのは 昭和33年59年前です。 思い出のアルバムは 昭和34年に発表された曲ですので 私が耳にすることはありません。 始めて 聞くのは 昭和61年のことでしょうか。 長男の卒園式で聞いたのが始め…

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その43

真知子に助けられながら雪子は高校へ進学します。 中高一貫ですから試験なしに高校生になりました。 制服が少し変わってブレザーになりました。 地元でも有名な可愛い赤のリボンが首もとについていて雪子は肌が白いのでよく似合っていました。 入学式の日に…

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その42

雪子にはだいぶ程度が高かったのです。 家に帰って真知子の母親に聞くことになりますが中学生の問題は難しいのです。 仕方がないので真知子が教えることになります。 真知子は雪子の友達から先生へと昇進してアルバイトの謝礼ももらうようになります。 真知…

仰げば尊し は教師を賞賛する歌ではない

今週のお題「わたしの春うた」 私は 小中学校卒業のときには 仰げば尊しを 歌いました。 その時には 教師を賞賛している歌だと思っていました。 しかし 年月が過ぎ わかったことがあります。 仰げば尊しの歌詞を よくよく読むと 教師を 賞賛する歌ではありま…

春にはやはり お琴の「春の海」でしょう

今週のお題「わたしの春うた」 正月には お店のBGMでよくかかっている お琴の曲「春の海」が 春の歌としては 印象的です。 お琴の 流れるような演奏が 春の暖かい風を 連想させます。 ことの旋律は 西洋の ドレミとは 全く違う旋律らしいのです。 商売に使う…

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その41

今では考えられないような方法で雪子は一駅離れた中高一貫の女子校に通うことになります。 雪子は電車を使うことは今までは希でした。 駅前の商店街で大方のことは用意できるしハイキングや家族旅行と言っても当時は珍しかった車を利用していました。 父親が…

ブログ「東大阪のお嬢さま『雪子』」その40

勉強の後のおやつは色々あってその上毎日変わるのです。 雪子の素直な反応は「勉強って美味しい」でした。 真知子も喜んでいましたが心の中では母親をとられたというどうしようもない感情だけが残っていました。 勉強の成果もあってどうにかこうにか成績は上…

もう何枚目かわからないが特許証が届いた。今度は非常に役立つと思うのですが、、

私は特許マニアではないと私自身は思っていますが 事実だけで判断すると たぶん 特許マニアだったのです。 何枚目かの 特許証が 今日届いて そんな風に思ってしまいました。 しかしながら 今度の特許は きっと役立つと思います。 必要とする人は いつもなが…

発明もしています。

今週のお題「自己紹介」 私が 普通の老人とは ちょっとだけ違うところは もうひとつあります。 別に 自慢できることでもないし 隠すこともない事柄です。 私 役に立たない 社会に寄与しない 特許を いくつか持っています。 特許庁のホームページにある 特許…

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その39

真知子の母親は高卒ですが聡明です。 何よりも雪子がよくなついていて言うことをよく聞くのです。 真知子の母親は会社の仕事もして家の仕事もして雪子の家庭教師もして大変忙しくなりました。 真知子には殆どかまうことができなくなりました。 雪子は真知子…

ひとつだけ言えるのは毎日ゆっくりと働いています

今週のお題「自己紹介」 自己紹介と言っても ただの 老人なので 特に特長がありません。 そんな 目立たない平均的な老人ですが 平均的でない事柄を ひとつだけ 自己紹介させて下さい。 私は 仕事が遅いです。 しかしながら 仕事が普通にあります。 だったら …

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その38

小学校の先生がやはりここは中学生受験して進学校に行く方が勉強がはかどるとすすめたのです。 ちょうど雪子の家の前の駅から一駅向こうに中高一貫の女子校があってそこを目指すことにしました。 雪子は放っておくとすぐに何せずに机の前に座っているだけで…