ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「キスワン」製造中

私は 不動産賃貸業が 本業の 杉原土地有限会社に 勤めています。 ずーと 平です。 私の働きに合わせてお給料も 安いです。 でも小社も メーカーになることを画策しております。 画期的な機械 「キスワン」を ただいま製造中です どんな機械かは 今は話せませ…

今日は寒いですね 寒中見舞い

日曜日の度に 寒くなるように思います。 今日も 井戸水の水道が 凍ってしまって 困りました。 それにお昼間は 風が強くて 寒かったです。 でもこの辺りは 瀬戸内海気候で 雨が少なく 雪など滅多に降ることがありません。 皆様のお住まいのところは如何ですか…

ロフトの夢 第12話

直人: 本当にそれで良いんですか 佳代子: 二兎を追う者は一兎をも得ず です。 直人: 一石二鳥というじゃありませんか 佳代子: それは意味が違うと思います。 直人: そうだったかな でも 両方する方法もあるんじゃないの 僕も応援するから 佳代子: 私を…

ロフトの夢 第11話

直人に電話を掛け 会う約束をしました。 日曜日の午後 学校近くの 喫茶店で 会いました。 直人: ゆっくり休養できた? 佳代子: まぁ それでね 私の話を聞いて欲しいの 直人: なんなの 何かあらたまって ひょっとして 告白? そんなわけないか 佳代子: 告…

ロフトの夢 第10話

ズーと考えていましたが よい案は出ません。 射撃と漫画の両方することは無理でどちらかを諦めるべきですが どちらを諦めるのも 大きな困難がありました。 そんな事を相談できるのは 高校の時の友達くらいですが 親友も 東京に進学して 相談できないし 親も …

ロフトの夢 第9話

佳代子は 悩みました。 何日も 悩んだのです。 ちょうど春休みで 家にいたので 漫画を描きながら 考えてみました。 でもこの 二者択一は 佳代子にとっては 酷です。 どんなに考えても 選べません。 夢をあきらめずに 漫画をとるか 実現可能な 射撃をとるか …

節分の巻き寿司

お寿司といえば 私が子供の頃は 巻き寿司に決まっていました。 ちらし寿司や にぎり寿司 は言うに及ばず 手巻き寿司などありませんでした。 ものすごい吉事があるときの お料理です。 遠足とか 運動会とか言うときに 母親に作ってもらいました。 でも 節分に…

ロフトの夢 第8話

ここまでのあらすじ 佳代子は 小さいときより 漫画家になりたく それなりの努力もしていましたが、 その効なく 挫折の連続でした。 でも佳代子は夢をあきらめていなかったのです。 しかし大学でたまたま始めた クラブ活動の 射撃で ビギナーズラックかはたま…

昭和30年頃の お正月 全編

皆様 いかがお過ごしでしょうか。 皆様にはよいお正月であったことと存じます。 私は 『正月や 冥土の旅の 一里塚』 の覚悟ですごしておりますので めでたいとか めでたくないとか 言う次元ではございません。 しかし私が子供であった頃は そのような覚悟で …

昭和30年頃の お正月 その13

正月2日は今なら ゆっくりと休む日ですが 貧しい小作人のこの家では 休みではありません。 年始の挨拶に 親戚を回った後 事始めと称して 仕事に出かけます。 食事も 普段どおり 麦ご飯です。 2日から 普段と変わらない日が始まるのです。 かわっているのは …

大姉死す

私の上の姉が 薬石効なく他界致しました。 享年85歳でした。 生前のご厚情に厚く御礼申し上げます。 大正の最後の年に生まれ 昭和の大恐慌 戦前 戦中 戦後の動乱期を過ごし 夫婦で 一致団結して 節約に節約を重ねました。 それは節約というのではなく 当然の…

昭和30年頃の お正月 その12

一日は雨戸を開けずに 寝正月を決め込む 唯一の日です。 お布団の中で 一日中すごします。 子供の姉や弟には そんな事 日曜日には できない事もないのですが 大人には 病気でもない限り できないことです。 何もせずに ラジオを聞いたり していました。 弟に…

昭和30年頃の お正月 その11

弟は ただゆっくりと 父や母が しているので 驚いていました。 いつもせかせかと 食事をのみ込み 食べているのに 今日はゆっくりと ごまめ(田作り)を1匹ずつ 食べていました。 こんな時は母は 食前または食後に 正月に食べるものは いろんな意味がある事を…

昭和30年頃の お正月 その10

翌日は 元旦です。 この日こそ 唯一 働く必要のない 働らかなくててもいい日です。 朝寝もできます。 まだ夜が明けぬ頃 星が たぶん昔でしたので 天の川がはっきり見えるときから 起きて 働いているのが その日以外の日です。 ゆっくり寝ています。 日の出は…

ごめんなさい アクセスして頂いて申し訳ございません。

大変申し訳ありません。 アクセス数が すごい事になっていますのに 全然面白くない事ばかり書いていて 申し訳ございません。 私はここ数日 いつもの多忙で かってさせて頂いています。 また 気合いを入れて 書きますので お許し下さい。

世は無常

「未だ千年も万年も生きた人はいない」 だから人間は必ず死ぬ という説と 「未だ人間は生きている」 だからこの中には不老不死の人間もいるかもしれない という説があります。 きっと 前者が絶対に正しいに決まっていますが 後者を信じたいのも 人情でありま…

3000万円が当たる宝くじ

昨日大阪に行ったら 宝くじ売り場の前で 店員が 呼び込みです。 「3000万円が当たる宝くじ どうですかー」 えっ 何ですって 3000万円が当たる宝くじですって その宝くじは いくらなんでしょうね。 必ず当たる宝くじなら 6000万円はくだらないでしょうね。 本…

今日は寒かったですね。アスカルも大変なようです。

すごく冷えた今日の朝 アスカルを襲った 悲劇について お話しします。 アスカルは 番犬ですので いつも 一階の 奥のところで 寝ずの番をしています。 いや寝ているみたいですが、 、、 、 それはさておき 寒い中 一階の片隅で 警備しているアスカルですが 水…

ながく生きてきてもう後がないかもしれません。

私は 四度死にかけました。 でも医学の力で生き延びたのですが そんなにながく 病気がちの私が 生き延びるわけがありません。 今特に悪いと事はありませんが 何となく長生きできないような気がします。 でも死んだら 私のような悪い人間は 地獄行きのように…

昭和30年頃の お正月 その9

弟の仕事は ガラスふきだけですが 主婦である母親は そんなもので終わるものではありません。 正月になると ながくお店は閉まってしまうので まずは買い物 それから おせち料理です。 この家のおせち料理は 簡単なものですが それなりに大変です。 縁起物の …

昭和30年頃の お正月 その8

お昼から お餅をたらふく食べて 弟は満足でした。 「正月は もういいよ このまま幼稚園が始まっても良いよ」 と考えつつ 姉に従って 片付けを手伝いました。 でも そんな事だけで 正月がくるわけがありません。 昼からは お掃除のお手伝いです。 弟には 縁側…

昭和30年頃の お正月 その7

兄と 父親が 臼の準備を始めます。 家の軒下においておいてある 石臼を 転がすように 庭の中央に持ってきます。 この家の臼は 石でできており 白い花崗岩を お椀状に掘って作ってあります。 木の株の台の上に 荒縄を 丸めて 布団のように置き その上に 石臼…

昭和30年頃の お正月 その6

母親が 起きるまでの間 弟は 考えていました。 いつものつまらない考えですが 「毬(まり)は蹴っても こたつは蹴るな」という防火標語です。 幼稚園の 先生が そんな風に言っていたのです。 でも弟は 「男の子だから 毬遊び何かしない 毬を蹴る事なんかしな…

中山先生のお話

今日 N○Kのテレビで 中山先生についての放送がありました。 中山先生は iPS細胞の発明で 一躍有名になった方です。 先生曰く 「諦めないで 失敗を恐れず やり続ければ 必ず成功する」と おっしゃっておられました。 成功者の弁ですので 重みがあります。 し…

昭和30年頃の お正月 その5

冬場のお布団は 弟も手伝って こんな風に敷きます。 この家は 床の間と仏間のある 8畳の部屋があります。 8畳の真ん中に 素焼きのこたつを置いて 周りに 四つお布団を敷きます。 十字のように敷き込むのです。 こたつひとつで 4人が暖かくなるのです。 父親…

昭和30年頃の お正月 その4

その日は夕方まで 暖かい天気だったので 麦踏みをするようなフリをしながら 田んぼを あっちに行ったり こっちに行ったりして 小川を見たり 木の上を見たり しました。 空には 鳶が ピーヒョロと鳴きながら 飛んでいきました。 暗くなったので ゆうげの支度…

昭和30年頃の お正月 その3

弟は 暇に飽かして 庭の雪を すべて踏みつけて 終わってしまいました。 何か大きなことを やり終えたかのように 家に入って 下駄を脱いで 縁側にまた座りました。 丁度太陽が 出てきて 暖かくなりました。 その頃 母親が農仕事から帰ってきて 昼げの支度を始…

昭和30年頃の お正月 その2

退屈な弟は 姉のところにやってきて 「あそぼ」と言いました。 姉は 冬休みの宿題を 一気に片付けたいので 今日は遊びたくありませんでした。 姉: 今日はね 私忙しいの ひとりで遊んできて もうすぐお正月だから 賢くしていたら お年玉を もらえるかもしれ…

ロフトとロフトの階段の見学会

第3世代のロフト付きアパートの改装が完成しました。 是非一度皆様にご高覧頂きたく 見学会を行います。 当日は コンビニスイーツと コーヒー缶を用意しております。 今までに見た事がない お部屋を 是非ご覧下さい。 また互い違い階段を上って 実感下さい。…

昭和30年頃の お正月 その1

皆様 いかがお過ごしでしょうか。 皆様にはよいお正月であったことと存じます。 私は 『正月や 冥土の旅の 一里塚』 の覚悟ですごしておりますので めでたいとか めでたくないとか 言う次元ではございません。 しかし私が子供であった頃は そのような覚悟で …