ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ブログ小説「妖精の休日」その125

和己は 結婚してから 秘書とはあまり会っていませんでした。 幼い時は 母親の代役を してくれた 秘書ですが 思春期以降は あまり 話さなくなりました。 一夜をともしして あれこれと話しました。 父親の思い出話は 秘書の方が多いように 和己は感じました。 …

ブログ小説「妖精の休日」その124

湖子の周りでは亡くなる方が多く出てきます。そんな歳に湖子もなったのですよね。 医師の絶対安静は 看護師に伝えられ 病室の名札のところに 「安静」と言う札が 付けられました。 家族以外は 会うことが出来ません。 もちろん 時間制限があって 和己と言え…

「そうですね」乱発 そうなの?

私はラジオをよく聞きます。 ラジオ番組は パーソナティーとアシスタントが 掛け合いの話をするのが普通です。 ゲストがやってきて いろんな話を聞いたりもします。 そんなゲストが 最近 「そうですね」を連発します。 「そうです そうです」と 連呼すること…

ブログ小説「妖精の休日」その123

3週間 見た目は同じような状態が続きました。 元気に見えるのですが レントゲンや 血液検査では 改善できていませんでした。 医師は 肺炎の症状が 改善しないのが 不思議でした。 相当強い薬を 使っているのに よくならないのが 不思議だったのです。 ちゃん…

ブログ小説「妖精の休日」その122

和己の父親は 東大阪の名士で 根っからの技術者ですが 社交性があって 人脈が 深く広いのです。 入院したという報は 東大阪市中に 知れ渡るのは そう時間はいりません。 看護師さんが 困るほどのの 見舞い客がやってきました。 見舞客ひとりひとりに 丁寧に…

空を見ると黒い煙が、、、、、、、、、

知人と お話しして 帰ろうとして 空を見ると 黒い煙が たなびいていました。 家の屋上から 見ると 遠くのところから 煙がモクモクです。 あとでわかったんですが 当地から 7Km離れたところの 火事みたいでした。 びっくりしました。 青空に 黒い煙が 筋にな…

年末には1000万アクセスになるかも知れませんね。びっくりです。

あまりアクセス

ブログ小説「妖精の休日」その121

和己の父親は 小さい時から 病気などしたことがない 強健な持ち主です。 仕事に熱中して 深夜まで 工場で 仕事をしている日々も 多くありました。 70歳を過ぎても 退職することなしに 社長の職にあって 東奔西走の日々でした。 冬のある日 少ししんどいとい…

ブログ小説「妖精の休日」その120

あまりの変わりように 近所の人にも びっくりされてしまいました。 食欲が出てきたので うんとこさ 食べました。 和己も いろんなものを 山ほど作って 食卓に出しました。 最初の内は 食べるのもままならぬ 体力ですが 段々と 食事は出来るようになって 2週…

ブログ小説「妖精の休日」その119

3ヶ月過ぎ 入院前に 丸坊主にした頭の毛が 薄くなっているのが ハッキリと見えました。 休薬期の間には 検査が待っています。 CTやMRIを撮って 血液検査をして 調べました。 和己も来て 結果をふたりで聞きました。 よろめきながら 診察室座った 湖子に医師…

ブログ小説「妖精の休日」その118

もちろん 神さまには 知らされていました。 人間は こんな風なんだと 神さまも思ってしまいました。 神さまに そのようなことを お願いされても かなえてられないのは 湖子も知っているはずです。 すっかり 大きな傷みの中で 人間になっていたのです。 気を…

ブログ小説「妖精の休日」その117

大きな声で 「痛いです」と 叫んだんですが 医師団は 継続を 告げました。 歯医者さんに行って 「痛い時は手を挙げて下さい」と 言われながら 手を挙げると 「我慢して下さい」と 言われるのと同じような気がしましたが 傷みの程度は そんなどころではありま…

ブログ小説「妖精の休日」その116

血小板輸血は 高い志の方が 献血していただいたものです。 検査した後 普通は 時間を掛けて ゆっくり 輸血します。 確保されている 静脈に 抗がん剤を投与した 夕方から始まりました。 看護師さんが 問題ないか ふたりで 見に来ます。 湖子が入院した 病院は…

ブログ小説「妖精の休日」その115

第二クルーが始まると 前よりも 苦しくなります。 投薬中の 5日間は 殆ど食べることが出来ません。 音や 臭いで 吐きそうになります。 我慢しながら 時間が過ぎるのを 待ちました。 休薬期に 少しだけ 食べられるようになって 体重も 少しだけ回復しました。…

ブログ小説「妖精の休日」その114

もちろん 和己は猛反対です。 弥生にも 本当のことをいって 説得してもらいました。 弥生と 和己に圧倒されて 入院以外の選択肢は なくなりました。 抗がん剤治療の 副作用で 髪の毛が抜けることを 心配して 丸刈りにして 入院しました。 医師の詳しい説明を…

ブログ小説「妖精の休日」その113

経過観察は 一年間は 順調でした。 何ごともなく 日が過ぎていったのですが 4回目の 経過観察で MRI画像に 気になるところがありました。 癌の転移を示す数値が 高くないのです。 そこで 医師は 経過観察を続けると判断したのですが 湖子には 悪い予感がしま…

私の仕事は

事実だけを言えば私は仕事を休みません。 普通の人なら 一週間に1日か2日余裕で休むのところだとおもいます。 休まない人は よっぽどの変人か 自分の仕事を時間通りに片付けられない甲斐性のない 人間と見なされます。 私は 子供の頃からよく働く両親を見て…

ブログ小説「妖精の休日」その112

麻酔が効いてきて 意識がなくなりました。 目が覚めると ストレッチャーで 病室に向かっていました。 うつろな目で周りを見回すと 和己が心配そうに見ていました。 ICUで 凄い傷みがやってきました。 こんなに痛いのは 初めての経験です。 そもそも 妖精は …

ブログ小説「妖精の休日」その111

セカンドオピニオンも お願いした方が良いと 和己が言ったので 医師に頼んでくれました。 紹介状を 持って その日は 近くの病院に行きました。 ながく待って やっと診察が始まり 担当の医師も 同じ診断でした。 ひとつ違うことは 優しく言ってくれたことです…

ブログ小説「妖精の休日」その110まで

妖精を テーマにした ブログ小説は書いておりますが その中に出てきた 「湖子(ここ)」を主人公にしております。 神さまの お手伝いとしての 妖精ですが その中で 湖子は 1番頼られる妖精です。 何千年も 休みなく 働いてきた湖子は 神さまに 休暇を与えら…

ブログ小説「妖精の休日」その109

学生時代から ふかいなかの 親友は 湖子には いませんでした。 もともと家族を 大事にする 湖子だったのです。 家族と一緒にいても 違和感を感じなくなった頃 湖子にとって 一大事なことが起こります。 健康診断で 腫瘍マーカーの数値が 非常に高くなってい…

ブログ小説「妖精の休日」その108

そんな思いをしながら 七日七日が過ぎていきます。 四十九日の法要まで 何となく 時間が経ちました。 それを過ぎると 仕事に専念しはじめます。 仕事は 山ほどあって やればきりがありません。 それに逃げ込んだのかも知れません。 和己と弥生と子供との生活…

ブログ小説「妖精の休日」その107

悟は 長く家の外には出ませんでしたから 知っている人は 殆どいませんでした。 それで 死んだことも 他人ごとだったんです。 当たり前のことを 湖子は 再確認しました。 何万年も 生きてきた 湖子は 人間が死ぬことは わかっていました。 どんなに助けても …

私の世界観って何 その5

世界観を作ってみせるために 1.作者の個性 キャラや生き方ライフスタイルを明示する 2.作者というか商品の独自性 ターゲットポジション専門性 3.時代性 流行トレンド時代の流れ 4.ストーリー性 作者・商品のストーリー性と 顧客のビジョン 私に当ては…

ブログ小説「妖精の休日」その106

通夜の参列客が ひとりまたひとりと 帰って行くと 急に 葬儀場は 静かになっていきます。 夜とげをするのは 湖子と弥生のふたりです。 黙って ローソクと 線香を 見て時間が過ぎました。 弥生は 2時間ほど 仮眠室で横になりましたが 湖子は 人間は はかない…

私の世界観って何 その4

世界観を 検索すると 次の3点が出てきました。 真実かどうかわかりませんが まずその線で考えます。 「この世界は私にとってどんな意味があるのか」 この世界は 私を育て私に仕事や食事家族を与えてくれました。 この世界がなかったら 一秒たりとも 生きてい…

私の世界観って何 その3

続きです。 仕事・睡眠・食事を 調べてみました。 だいぶというか まったくというか 普通の人と 違うかも知れません。 いや違いますよね。 まったく普通の人じゃないですよね。 普通の人なら 休みの日とか 会社から帰って 晩ご飯の後とか ゆっくりとくつろいで…

ブログ小説「妖精の休日」その105

緩和医療は どうなっているのかと 湖子たちは思いました。 もちろん 医師や看護師は 24時間体制で 対処していましたが 限界だったのでしょう。 もうこれ以上 苦しまなくても 思いつつも 見守っていました。 入院から おおよそ 四十日が過ぎた頃 家族のみんな…

ブログ小説「妖精の休日」その104

悟は いつもは 腹式呼吸で 胸は動きません。 突然の発熱以降は 肩で呼吸して 苦しいようでした。 病状は 湖子たちの 願いにもかかわらず 段々悪化していったのです。 入院から 4週間くらい経った頃から 悟の呼吸は もっと荒くなり アゴで呼吸するようになっ…

私の世界観って何 その2

昨日の続きです。 皆様には 特に意味もないかも知れないですが 私って何を 確認するために 書いてみました。 一日の時間の使い方の 多いもの順で 「しごと」と 「ねる」ことを 調べました。 他の一般人?と だいぶ違っていますよね。 というか 全然違ってい…