ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ブログ小説「ふたりで行くよ」その37

コンパは 病院の職員の中では よくやっています。 合コンではなく 忘年会のようなものです。 正弥や千香は コンパは 苦手です。 正弥は お酒が嫌いですし 千香は 殆ど飲まないので 苦手です。 隅の方で 食事を ゆっくりとするタイプです。 話し相手もないし …

ドアシートの張り方

ドアが 古くなったときや 少しばかり傷が付いたとき 傷が付かなくても流行に合わなくなったとき そんな時は 皆様どのようにされますか。 最近のドアは ドアと ドア枠が 1組になっています。 取り替えるときは 枠まで 取り替える必要があります。 古い ドアな…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その36

いつもは お化粧なんか 殆どしないのに 急にしました。 でも 逆効果だったのです。 正弥も 高校の時に出会った 千香が 気になっていて 今も心の 片隅で 覚えてはいますが わからなかったのです。 正弥は わからなかったけど 懐かしい感じは していました。 …

ブログ小説「ふたりで行くよ」その35

冬が来る頃 千香の指導医が 主治医をしている 患者が 整形外科に 転科することになりました。 千香は 患者に付き添って 正弥が働く 整形外科に いきました。 正弥が 仕事を しているのをみました。 千香は 整形外科の 担当看護師に カルテを渡して 説明しま…

AIで小説書けるって本当ですか

AIは人工知能ですよね。 将棋や碁・チェスで 人間を打ち負かすまでに なってしまった AIです。 もうすぐ 店番や レジ打ち 郵便配達 車の運転手なんかも AIがするんですよね。 少し危険性もあるので なかなか 障害が多いかも知れませんね。 小説家なら そんな…

AIで小説書けるって本当ですか

AIは人工知能ですよね。 将棋や碁・チェスで 人間を打ち負かすまでに なってしまった AIです。 もうすぐ 店番や レジ打ち 郵便配達 車の運転手なんかも AIがするんですよね。 少し危険性もあるので なかなか 障害が多いかも知れませんね。 小説家なら そんな…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その34

そう懐かしく思う 正弥だったのです。 なぜ 「好き」ではなく 懐かしい気分になるのか 千香には わかりませんでした。 翌日から 正弥の存在が 気になりました。 居る場所が 違っているのですが 同じ病院ですので 会うことも 多かったです。 一方 正弥は 千香…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その33

千香は 実習の時にも 「正弥」の名前が 離れませんでした。 正弥正弥正弥が 頭の中を ゆっくりと 巡っていきます。 それなりに 実習を終えて お部屋に帰りました。 大学に入ったときから 住んでいる お部屋は 大学の近くで 高速道路の 横にある 古いアパート…

初任給をもらったときのこと

今日は4月の25日新卒の方が初任給をもらう日です。 37年前私も頂きました。 でも私は初任給を1円も使いませんでした。 当時の私の初任給は115,000円くらいで その半分近くの50,000円を尼崎市に寄付して その残りの全額を女房殿に預けて貯金しました。 私は親…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その32

正弥と千香は 異性には 人気が 全くなかったのです。 そして もっと 大きなことは 異性に興味が なかったのです。 正弥も 千香も 両親がいるし 仕事も 充実しているし 恋愛に 興味が なかったのです。 同僚や 知り合いからは 草食系だと 思われていました。 …

ブログ小説「ふたりで行くよ」その31

正弥は 子供の時から 女友達は いません。 女友達どころか 男友達も 少なかったのです。 とくに 看護師の専門学校へ 行った頃には 女友達は 皆無でした。 看護師になって 働くようになっても 正弥自体が 積極でなかったのもありますが 彼女は いませんでした…

懸賞金50,000円 下のレシピでスポンジケーキを作れる人募集

懸賞金50,000円 下のレシピでスポンジケーキを作れる人募集 ビールを 限度いっぱいに 入れたスポンジケーキを 先日作りましたが スポンジケーキには バターも 入れなきゃと思って 入れました。 普通なら メレンゲの中に 多量のビール それに泡を消すバターを…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その30

実習生は 各科回ることになります。 でも 残念ながら 正弥がいる 整形外科の リハビリには 回ってこないのが 予定になっていました。 実習生は 忙しい ものすごく忙しいのです。 病院の中で 会うこともありました。 カンファレンスや 食堂などで 何回も会っ…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その29

あらすじ 江戸時代の 小作人として 生まれた 弥七とおちよは 過酷な時代を より良く生きるために 頑張って 生活していました。 何十年も 連れ添って お互いに 慈しみ合って 暮らすようになったとき 「来性も一緒になろうね」と約束して この世を去ります。 …

ブログ小説「ふたりで行くよ」その28

普通の男子なら 女性ばかりの 学校は 「超ラッキー」と 思うところですが 正弥は そんな風には 思いませんでした。 友達になる様な 学友もおらずに 孤独に 勉強をしていました。 成績が パッとしない 正弥にとっては 手伝ってくれる 学友がいないのは 困った…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その27

そこで いろんな理由を考えて 「先の地震の時に ボランティアで 行ったとき 医師になりたかった」ということに しました。 千香は 勉強して 頑張りました。 その結果 西宮の 私立の 医科大学に通うことになりました。 家からは 遠いので 近くに お部屋を借り…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その26

千香は 同学年で 自分より 優れている人間がいることを 初めて知りました。 負けん気の強い 千香は それから 地図の読み方や オリエンテーリングなどを 練習したのは 言うまでもありません。 そんなこんな 千香ですから 高校も 頑張って やっていました。 家…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その25

班で初めてあったときは 頼りない 人だと思っていたのですが 正弥の テキパキとした 行動を見て 千香は 少し感動を覚えました。 そして よーく 正弥の顔を見てみると 懐かしい 感じがするのです。 イケメンとか 格好いいとか そんなものとは ほど遠い 正弥で…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その24

千香は 病院から帰ってきて その遅れを 取り戻そうと 焦っていました。 3日目の オリエンテーリングです。 朝食後 小豆島の地図に示されている 場所を巡って クイズに答えていくという ものです。 小さい島ですが 歩いて回るには 大きな島です。 千香は 初め…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その23

正弥は 何か 懐かしいような 気持ちになりました。 千香は 利発で行動的ですが 美しいとか かわいいとかいう 表現には当てはまらない まったく普通の 女性でした。 顔や 姿に 惹かれたというのではなく ただなんとなく 懐かしく思ったのです。 それは 友達の…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その22

実際は 10分くらいの間でしたが 漁船が救助に来た時には また海は なぎってしまっていました。 漁船に曳航されて 港に帰ってきたとき 正弥は ふらふらでした。 それ以上に 千香は どうしようもなく 顔が青ざめ歩くのも おぼつかない様子で 同じ班員の 女性…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その21

しかしその日は 少し違ったのです。 海に出たときは 鏡のように 波のない海だったのですが 沖に出て 帰ろうかと思った瞬間 空が 急に 真っ暗になって 風が強くなり 波が立って 波頭が風で白く 飛ばされるほどになったのです。 カッターは 大きく前後左右に揺…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その20

同じように班分けして 班長を決める方法も 変わっていませんでした。 正弥は 毎年来ているので 要領も わかっているのに 班長には 選ばれませんでした。 その年に 班長に選ばれたのは 千香でした。 千香は 初めての参加ですが 利発で 行動的な 性格を リーダ…

サイト管理をしているe6210.comが復旧しました。

先日来より 不通になっていた e6210.comの不具合を 直すべく 友人に聞きました。 プラグインが 悪いのではないかと言う助言により プラグインを 更新の新しいものより 無効にしていきますと 原因がわかりました。 削除すると 大丈夫でした。 と言うわけで 一…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その19

午前中は 実験をしたり 山を歩いて植物観察をしたり 川で魚釣りをしたりしました。 海が なぎっているときを 見計らって カッター訓練をしたりしました。 食事は 子供がすきそうなもので 正弥は お代わりをしました。 そして 4日が終わって 正弥が帰ってき…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その18

高校受験も そんな理由かどうかわかりませんが 地元の 公立校に受かって 親は 安心していました。 正弥の 高校での生活も それほど目立たず 勉強もほどほどで すごしていきました。 高校1年の夏休み 正弥は 父親の勧めで 夏の理科教室に 泊りがけで行くこと…

園田は桜名所?

全国津々浦々まで 桜が咲き乱れる 季節になってしまいました。 その時まで 生きていて よかったと思います。 ところで 園田には 桜が 咲いています。 子供の時から 花見に出掛けていた 公園も 桜が満開です。 そんな 園田の桜を ホームページにしてみました。…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その17

自力で 避難所を 出る人も 多くいましたが 父親の仕事の関係で 遠くの 賃貸住宅は 借りることができないので 避難所暮らしを余儀なくされていました。 梅雨の季節が来ると 仮設住宅に 当たる人がいましたが 正弥の家族は 優先権がないので もれてしまいまし…

ブログ小説「ふたりで行くよ」その16

正弥の 父親は 震災復興の 仕事で 会社が急に 忙しくなりました。 避難所には 夜帰ってくるくらいです。 春休みが終わると 正弥は 避難している 体育館から 同じ 中学校の 校舎へ 通学することになります。 通学時間 1分で 教室に到着です。 便利といえば …

4月3日の思い出(再掲です)

私が子供の時に育ち今も住んでいる村は 昭和34年ごろまで 本当に貧乏な寒村でした。 そんな寒村では 年中行事も 経費の面から いろんなことをできません。 節分・端午の節句・菊の節句・七五参 そのような行事はしたことがありません。 学校では文部省唱歌「…