ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

2016-01-01から1年間の記事一覧

尼崎看護専門学校新校舎もうすぐ完成です

小社の賃貸より徒歩で5分ほどの距離に 尼崎看護専門学校の新校舎をつくるために 改装中です。 もともと 英知大学の校舎があったところで その中の 一番駅側の 校舎を 改装中です。 今は 足場がかかっていて わかりませんが きっと今時のことですから 綺麗に…

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その11

小さい時から そうだと思いました。 兄は 少しのことでも 誉められても 妹の由美子は 誉められなかったように 記憶していたのです。 由美子は 自分で 自分を誉めてあげようと 思いました。 試験の時に 合格したら 学食に 食べに行こうと 決めていたことを 思…

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その10まで

地球に住んでいる 生き物の 命の将来は 全く予想だにもできません。 同じように この地球上で暮らす 人間も 同じです。 「朝に紅顔ありといえども 夕べには白骨となる」 です。 大切に思った人でも その例外ではありません。 逝った人も 先立たれてしまった…

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その9

由美子は 電車降りて 階段を下りていく 男性の横顔を 電車から見ていました。 壮観な顔つきで 男という 感じでした。 男性に不信を持つ 由美子は 男性を じっくり観察することなど 高校以来 初めての出来事です。 観察して その結果は わかりませんでした。 …

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その8

ストーカーは つきまとう人のことですから 前を歩く あの男性は そう言う定義からすると ストーカーではないと おもいました。 むしろ 自分がストーカーではないかと 思ったのです。 気になって 見ていると かの男性は 鞄からミカンと ティッシュを取りだし …

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その7

目と目があって 軽く会釈してしまいました。 その男性は そそくさと 前のドアから出ていったので 由美子は 後ろのドアから出ました。 試験が行われているのは 有名な大学で 高卒の由美子は 見るもの 聞くもの 新鮮でした。 調べると 学食が 有名で 一般人で…

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その6

「独り言を そんな大きな声で いうなよ」と 由美子は思いつつ そう言えば 私も言っているかも知れないと 思って 思わず 笑ってしましました。 そして 試験のことを考えずに 独り言をいっているかどうか 考えました。 はやり 独り言を 言っていっていました。…

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その5

嫌いだった勉強も できるようになって もっと勉強して お医者さんにでも なろうかと 思ったのですが やめておきました。 学費が続かないだろうと 思ったからで 学力が 不足だとは なぜか思いませんでした。 医師を目標とすべき 理由もなしに 医師になるのは …

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その4

そんな由美子を 両親は心配していました。 親は 適齢期になったので 見合いの話を 勧めたのですが 全く乗り気では ありませんでした。 親は 心配していましたが まだまだ 若いのでいいかと 思いました。 親公認で 結婚しないように なってしまって ますます …

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その3

職場では 女友達とは 仲良く付き合っていました。 何度も 合コンに誘われて 断り切れなくて 行くことになりました。 初めてですので 緊張しました。 友達の 後ろに付いていたというのが いいかもしれません。 自己紹介も おおざっぱに 由美子は 言いました。…

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その2

みんなが見ているまでで 泳ぎ始めました。 水温が冷たくて 体が あまり動きません。 足が 少し吊ったようになりました。 日頃運動していなかったのが 悪かったのでしょうか。 足が 動きにくくなって 半分溺れたように 手足を バタバタしたのです。 それを見…

スケボーの格好いいイケメンが

昨日 自動車を 運転して 青信号の交差点に進入しようとしたとき 急に スケボーに乗った 男性が 現れました。 赤信号だった方から 来たのです。 私は 車を 平素から 徐行運転ですので 少しブレーキを踏んだ程度です。 危険はなかったのですが スケボーの男性…

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その1

地球に住んでいる 生き物の 命の将来は 全く予想だにもできません。 同じように この地球上で暮らす 人間も 同じです。 「朝に紅顔ありといえども 夕べには白骨となる」 です。 大切に思った人でも その例外ではありません。 逝った人も 先立たれてしまった…

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その86

その時間が来たので 野村は 順子の手を握りました。 順子は 野村を見て それから その時間を 待ちました。 その時間が来たけど 何も変化はありませんでした。 そんな何度も何度も 同じ時間に 時間を 遡らせることなど 神さまはしません。 30年間の間には 少…

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その85

「きれいだね」と 言って欲しかった 少なくとも 「似合うね」と 言って欲しかったのに 何も 触れなかったのが 残念でした。 そんな涙ぐましい努力は 数年に及びました。 徐々にではありますが 野村は 順子のことを 見ているように 思いました。 もう少しだと…

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その84

服装も 少し考えてみました。 よく考えると 下の子ができてから 殆ど 服を買っていませんでした。 そこで 服を 買うことにしました。 パートのお給料が そのまま 貯まっているので それで バーンと 買ってみることにしました。 いつもは パンツを 履いていた…

パレードを見に行ってどうする!

今日金メダルを 取った人の パレードがありましたね。 もちろん 偉い人を 一目みたいという気持ちは よく理解できます。 でも パレードを 見ている人を テレビで見ると 「熱狂的なファン」も おいでになる様に見えます。 私は ふと 偉い人を 見る方ではなく …

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その83

「愛の醸成」なんて そんな事を 決めたって そう簡単にできることではありません。 自分を 好きになってもらうことほど 難しいことはないとは わかっていました。 でも 友達に聞いたり 本を読んだりして 調べてみました。 まずは ミラー効果を 試してみまし…

人生を楽しんでいますか。

下記の記述には 私の大きな 偏見があります。 不快感を与える場合がありますので スルーして下さい。 なおこの件についての メールはご了承下さい。 人が 生きていくときに その生き方として 次の二つがあります。 ●一度きりしかない人生だから 楽しむことを…

孫の運動会で思ったこと

先日の土曜日 曇り空の中 孫の通っている 尼崎市立園和小学校で 運動会がありました。 創立 150年の歴史のある 小学校ですが 耐震のために 立て替えして 新しくなった初めての 運動会です。 何しろ 歴史がありますので 旧の校庭を 掘って 弥生時代の遺跡を調…

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その82

そもそも 野村と 順子は 愛し合って 結婚したということも ありません。 前の世界では 冴子が死んだので 見合い回ってきて 何となく結婚して 10年が過ぎて 野村が死んでしまったのです。 今の世界では 冴子に お願いして 見合いを 代わってもらって 結婚して…

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その81

野村は 娘に幸せだからと 諦めるしか ありませんでした。 忙しく結婚準備が進んで 厳かな 結婚式が 終わってしまうと 順子と野村のふたりだけの 家になってしまいました。 順子にとっては 前の世界では ひとりだったのに 今は 野村と一緒なんだから 幸せと …

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その80

30年前に あなたは 戻りたいですか。 私は 遠慮しておきます。 辛苦の 30年間を またやるのは 少し おっくうです。 あらすじ 順子(よりこ)は 57歳のおばさんで 子育ても終わって 今はひとり暮らしです。 神さまのちょっとしたミスで 30年間の記憶を保った…

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その79

前の世界では 「下の娘も 海老沢君の友達の 友達と 知り合って 最初は なんでもなかったんだけど ちょっとしたことから 仲良くなって できちゃた婚になってしまう」ことになるのです。 もしそんな事になれば きっと まじめな 野村は ものすごく怒るだろうし …

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その78

娘と海老沢君のデートは 順子の家や海老沢君の家以外にも もちろん 行ったけど 5回に1回は 海老沢君の家に行ったようです。 その時は どういう訳か 順子も 招待されたのです。 野村も 招待されたけど 1回しか行きませんでした。 そんな成り行きで 娘と海老沢…

瞑想は海馬を大きくするらしい

海馬は 大脳の一部で 可塑性のある 構造を持ち 一時記憶を司る領域らしいのです。 認知症は 今のことを忘れる症状ですから この海馬が衰えることで 起きるらしいと言うことになります。 この海馬 前頭前野の支配下にあって 前頭前野が 働いている間は 休むこ…

人はどうして戦争を起こす

日本は いろんな理由で 戦争が起きていません。 戦死者はここ70年超 朝鮮戦争で殉職した海上保安庁の職員ひとりだけです。 でも 世界では 戦争が多発していて そんな事を なぜするのかと 考え込んでしまいます。 宗教に絡んで 起きているものが 多いように思…

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その77

見られている 順子は 海老沢君に 少し小声で 「私なんか変かしら」と 尋ねたのです。 それを聞いた 父親が 「ごめんなさい。 じろじろ見てすみません。 本当のことを言うと びっくりしているのです。 順子さんが 私の亡くなった妻に そっくりなんです。 それ…

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その76

終始和やかな 食事でした。 話が上手な 海老沢君は 野村を含めて 人気の的でした。 デート2回目にして 結婚濃厚となりました。 そんなデートを 数回続けて 何回目かに 海老沢君の 父親の所へ 行くことになりました。 海老沢君が 是非 順子も 一緒にと言うの…

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その75

それを聞いた 野村は 「その時がきたか」と 肩を落としていました。 「何を言ってるのよ」と 順子や娘たちは 笑いましたが 相当ショックのようでした。 次の日曜日 みんなで料理を作って 待っていました。 海老沢君が以前好きだと言っていた 魚の煮つけとか …