ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

2006-01-01から1年間の記事一覧

昭和30年頃の我が家の一日  年中行事 その1

我が家の一日 年中行事 その1 私の子供が小さい頃は、 いろいろな年中行事をしました。 ひな祭り・端午の節句・七夕・お月見・クリスマス等々 しました。 お月見なんか庭に畳を持ち出しちょうちんを吊って やったものです。 昭和30年ごろの年中行事は次のよ…

昭和30年頃の我が家の一日  牛さん編 その2

我が家の一日 牛さん編 その2 牛さんが、一日の仕事が終わると 兄は、川に連れて行って 牛を洗います。 兄も疲れているでしょうが、 まず牛です。 水で洗って、特製の櫛を全身に当てます。 牛の毛は、頭に生えているのは 比較的やわらかいですが 背中は、か…

昭和30年頃の我が家の一日  牛さん編 その1

我が家の一日 牛さん編 その1 我が家には、農耕牛がいました。 牛は、少し臭いけど本当に可愛い目をしています。 我が家の農業経営の理念は、 「常に道具は、効率的なものを揃えよ。 日常の金銭支出を抑えても(倹約しても) 新しい道具をそろえよ」です。 …

昭和30年頃の我が家の一日  その7

我が家の一日 その7 夕食のマナーも朝食と変わりません。 心もちあまり早くないかなと思う程度です。 父母兄は一日の肉体労働で疲労困憊しているので それは当然のことと思います。 夕食が終わるとラジオを聴きます。 ラジオドラマです。 夏場ですとこのラ…

昭和30年頃の我が家の一日  その6

我が家の1日 その6 夕方近くなると母が帰ってきます。 夕ご飯の支度です。 忙しく土間を行ったりきたりします。 またお風呂に川から水を運びます。 小さい五右衛門風呂ですが、何回も運ばないと いっぱいになりません。 それから、わらを燃やして 暖めます…

昭和30年頃の我が家の一日  その5

我が家の一日 その5 昼ごはんが終わると夏場でしたら、 昼寝をします。 早朝から働いているのですから 当然です。 涼しい場所を思い思いに選んで寝ます。 たぶん30分か もう少し少ない間と思います。 この間がとてつもなく私にはつらい長い時間です。 私は…

昭和30年頃の我が家の一日  その4

我が家の一日 その4 昼前になると急いで母が帰ってきます。 昼ごはんの用意です。 麦ご飯を炊くのは朝だけで 昼晩は、おひつに入れて置いておきます。 (おひつは、蓋のある木で作った桶です。) 昼ごはんのメニューは 麦ご飯 季節の野菜の煮物 季節の野菜…

昭和30年頃の我が家の一日  その3

我が家の一日 その3 姉が学校に行って 父と兄が仕事に行きます。 母は、朝ごはんの後片付けと昼ごはんの用意をした後 洗濯をするために近くの川へ行きます。 その川は、大川と呼ばれる「おおゆぐみ(大井組)」水路の 本流です。 家から100mぐらい離れてい…

昭和30年頃の我が家の一日  その2

我が家の一日 その2 7時過ぎになると父と兄が帰ってきて 足を洗って「ちょうず」を使います。 私は 朝はじめて父母兄に会ったときは わかるような大きな声で 「おはようございます」 と言わなければなりません。 台所の板間に置いてある 丸いお膳に座ります…

昭和30年頃の我が家の一日  その1

我が家の一日 その1 私がまだ幼稚園に行っていない 昭和32年ごろの我が家の一日です。 父・母・兄は、 夏の野菜の出荷があるときは たぶん午前3時ごろ 冬でも5時半ごろ起きて 「朝の間仕事」に出かけます。 母は、先に帰ってきて 朝ごはんを炊きます。 私は…

昭和30年頃の我が村の皇産霊神社

皇産霊神社(むすびじんじゃ) 私たちの地方は、 旗本領で村々の領主が違います。 近くに代官所があって 代官が治めていました。 そのため、領主が神社を作ると言うことがないので 各村々が神社を造営していました。 私の村の神社は 隣村と共同で名前を 皇産…

昭和30年頃の我が村の秋祭り

秋祭り 私の村では秋の収穫がほぼ終えた 10月27日がお祭りです。 10月26日は、宵宮です。 お祭りをするのは、 小学生高学年と若者です。 兄は、朝の間の仕事をして 朝食を摂った後 はっぴに着替えて 神社に出かけます。 この村の神社では「お神輿」とよばれ…

昭和30年頃の我が家のお雑煮

お雑煮 正月一日の朝食べるのが お雑煮です。 私の家のお雑煮は次のようです。 餅は年末30日についた 丸餅で7cmぐらいの大きさです。 ほかに入れるものは、 大根と金時人参です。 輪切りに切ります。 大根と人参は面取りをしません。 おなべに水と大根と…

昭和30年頃の我が家のお正月

お正月 お正月は、病気がちな私にとって お医者様が休みになるので 昔からいやでした。 昭和32年頃の我が家の正月について書いてみます。 父母兄の農仕事が全休になるのは、 正月三ヶ日だけです。 朝は、きっと7時半ぐらいに私は起きます。 「福が逃げる」と…

昭和30年頃の我が家の餅つき

餅つき 昔は、よく餅をついたと言われる方が多いと思いますが、 わたしの家では、正反対です。 昭和30年代の初めの頃は、 我が家で餅をつくのは、 年末の30日のみです。 皆様もよくご存知のように 29日は、9餅→苦餅→苦持ちと言ってつかないのが普通で…

昭和30年頃の我が家のもち米

もち米 普通のお米―水稲―は、うるち米と言います。 うるち米は1反(300坪1000平方メートル) 当たり8~12俵取れます。 1俵は60kgですから 480kg~720kg収穫があるのです。 父や兄はこの収穫量を少しでも多くするため 努力していたのです。 でも自…

「昭和30年代の初めの頃」のをお読みの方へ

ただ今抗がん剤治療第二クルーの休薬期で自宅療養しています。 16日より第三クルーを始める予定です。 私が気がつかぬところで、 「昭和30年代の初めの頃」をお読みの方々の中に、 大変な不快感を与えていました。 ここに謹んでお詫びを申し上げます。 今後…

ただ今入院中ですが病状が相当悪く更新は、できません

たくさんの方がごらん頂ありがとうございます。 私ただ今入院中ですが、 病状が悪く 極端にしんどいため ブログの更新ができません。 うなされながら、 いろいろな下書きを頭の中では、 描いておりますが、 実際に書くことは、できません。 あと10日経てば少…

収穫の秋 大根飯

収穫の秋 大根ご飯 お米が取れた日から数日たって、 私たちの住む村では、 各戸で大根ご飯を炊くのが習慣です。 前にも言ったかもしれませんが、 大根ご飯は、 テレビドラマ「おしん」に出てきた 『大根飯(だいこんめし)』と同じですが、 私たちの地方では…

みずぐるま 見たことありますでしょうか。

みずぐるま(水車) 田んぼには、水は、大切です。 私たちの住んでいるところは、 平安時代から水田がありました。 いつの頃からかは、わかりませんが 水田は、今で言う圃場整備が実施され 農耕しやすいように、細長い田んぼが続いています。 水路も前と後ろ…

収穫の秋 うっすり

秋の収穫 うっすり 私たちのところでは、 「もみすり」のことを「うっすり」 と言ってたように記憶していますが、 間違っていたらすみません。 「もみすり」とは、モミ同士をこすり合わせ その外のから取り除くことを言います。 玄米にする工程です。 うっす…

最後までチューブ入りの歯磨きを使う方法

チューブ入り練り歯磨きを最後まで使う方法 私は、根っからの貧乏性なので、 チューブ入り練り歯磨きを最後まで使わないと、 気がすみません。 皆様の中にもそんな方がおられると思います。 O型なのでそんなに固執しませんが、 ちょっと前までは、歯ブラシの…

昭和30年代初めの頃の秋の景色

収穫の秋 昭和30年初めの頃の秋の景色 秋の収穫稲刈りが終わると、 各家の近くから籾殻を焼く煙がたなびき 田んぼは、刈り取られた稲の跡が点々とあって、 遠くに六甲山が見えて 何となくやさしい景色になって セピア色の景色です。 うまく表現できなくてご…

収穫の秋 脱穀

秋の収穫 脱穀 脱穀は、稲からモミをとることを言います。 稲木にかけて乾燥させたモミを とります。 エレベーター式の脱穀機を 使います。 とても便利だそうです。 何に比べて便利かというと 「せんばこぎ」に比べて著しく 便利だそうです。 歴史の教科書に…

収穫の秋 稲刈り

収穫の秋 稲木のことを話しましたが、 その前に 稲刈りのことを話さないといけませんよね。 稲刈りは、とっても大変な仕事です。 腰に去年とって置いておいた 稲わらを持ちます。 右手にのこぎり鎌を持ちます。 左手で稲を持ち 右手の鎌で稲の下を切ります。…

収穫の秋 「だて」

収穫の秋 もうすぐ収穫の秋ですね。 私が小学校のとき我が家は、 農業を生業にしてましたので、 とても秋は、忙しい時期です。 役に立つはずもないですが、 私も手伝いました。 皆様の地方では、 稲木は、どのような形式でしょうか。 今は、コンバインで一気…

第二室戸台風は、怖かったです。

第二室戸台風 私が小学校高学年のとき 台風が来ました。 私住んでいるところを 強襲されたと言うのが、 私の感想です。 それは、朝方より 雨風が強くなり、 ちょうど昼ごろ 風が最高の強さになります。 我が家は、新しく建て替え ちょっと丈夫になっておりま…

昔のごみ収集

昔のごみ収集 ごみの問題は、今も昔も大変です。 収集業務に携わる方も 大変ですよね。 いまどき走って仕事をしている人っていません。 ご苦労様の限りです。 昭和30年台のごみ収集は、 どんなんだったか覚えていますか。 昔のテレビを見たりあるいは、 昔の…

汽車って懐かしいの?

汽車って本当に懐かしいの 私が住むところから 1,5km離れたところには、今のJR昔の国鉄が通っています。 夜になって聞いていると 汽笛が聞こえます。 いろいろな用事があって そこから篠山まで汽車に乗ったことがあります。 まず汽車がホームに入ってくると…

土つぼ 卑近な話なのでご注意ください。

土つぼ 土つぼをご存知ですか。 若い方が「『ドツボ』にはまってしまった」 と言っているのを聞いて 「本当にはまったなら汚いな。 言葉だけでもすごく不幸を表すけど 何か臭いがしてきて あまり好ましくない表現」のように 思いました。 ドツボとは、土壷と…